学生の思想を読む

国ではなく国語に住む我々の、思考の差異を追求します。

リーダーシップ理論

リーダーシップ理論の中の条件適合理論とコンセプト理論の確認
条件適合理論(4つの型)とコンセプト理論(5つの型)がそれぞれ効果的であると考える状況を説明する。

 

1. 条件適合型理論の指示型が効果的であると考える状況を説明してください。

行動のタスクが曖昧であったり、メンバー間にコンフリクトがある場合に有効である。メンバー一人一人の能力やモチベーションが低い場合に効果的だが、逆に熟練者に対してはモチベーションを下げる要因となりかねない。

 

2. 条件適合型理論の支援型が効果的であると考える状況を説明してください。
タスクが明確で、リーダーとフォロワーの権限が公式に明確化している際に有効である。フォロワーのパフォーマンスを高く維持しやすい。
 
3. 条件適合型理論の参加型が効果的であると考える状況を説明してください。
メンバー個々の能力や自立性が高く、自己解決意欲がある場合に有効である。
早急な意思決定や大規模な改革が必要な場合は不向きであり、またリーダーとフォロワーの間に一定の信頼関係が無いと効率が悪い。
 
4. 条件適合型理論の達成志向型が効果的であると考える状況を説明してください。
困難且つ曖昧なタスクを実行する際に用いられる。モチベーションを底上げする用途だが、実務上での取り扱いによって効果的な益を得ることは非常に難しい。
 
5. コンセプト理論のカリスマ型が効果的であると考える状況を説明してください。
組織を大きく発展させたり、メンバーの満足度を上昇させたい時に有効である。
メリットが大きいように見えるが、メンバーの自立性が失われたり、後継者が育ちにくいなどの不満点もある。
 
6. コンセプト理論の変革型が効果的であると考える状況を説明してください。
組織に困難が到来した際に、変革を起こす必要が生じた場合に有効である。
それ以外にも、既存の方法で事業の失敗が連続している場合に、メンバーのモチベーションを回復させたい時にも使える。
 
7. コンセプト理論のEQ型が効果的であると考える状況を説明してください。
メンバー間のコンフリクトなどを解決したい場合に用いる。
日常のモチベーション維持にも有効である。
 
8. コンセプト理論のファシリテーション型が効果的であると考える状況を説明してください。
メンバーの自立性を重視し、多くの意見や考えを取り入れたい場合に有効である。
上下関係を強調しないため、意外な意見を仕入れることができる。
 
9. コンセプト理論のサーバント型が効果的であると考える状況を説明してください。
「対抗組織との競争」ではなく「寡占状態」の組織運営で効果的である。
成長が行き詰まりを見せた時に、一度冷静になって自分を見つめなおすことができるようになる。リーダーがサーバント役となってフォロワーに重要なポイントを押さえ直させる。