学生の思想を読む

国ではなく国語に住む我々の、思考の差異を追求します。

やねだんについて

参考HPのやねだんの映像を見て、また調べて、ポイントを整理し、考えたことを述べてください。

参考:Silent Beat HDさんの動画

https://www.youtube.com/watch?v=I1o8MEi-s0Q 

https://www.youtube.com/watch?v=WXvCD-0OVro

https://www.youtube.com/watch?v=CCOrLfu9YmM

 

【活動】

人海戦術を基本に以下の施策を実現させた。

工場跡地の開墾

サツマイモの栽培

寺子屋

土着菌の研究開発と販売

地元農産物を利用した食

焼酎の開発

視察数が増加するだけでなく、集落全体の剰余金が増加し全世帯へボーナスが還元された。

80歳以上へはその功績を称える手書きメッセージも送られた。

館長は、東京での学歴社会を実感し、地元でなら何か出来るのではとUターンを決める

毎朝無線放送で感謝を伝えることで一体感を高めることに努める。

実現のために、心の一致まで時間がかかった。

そのために命令しないこと、自ら率先して動くことを重視した。

そして、相手に感動してもらい仲間意識を感じてもらうことを考えた。

 

現在は、過疎化による空き家問題に着目し、空き家を迎賓館として全国公募している。

文化向上のためにアーティスト移住を誘致し、学歴のない独学の絵描きと陶芸家を招き入れた。元々住んでいた人たちのUターンもあり、人口が増加している。

二回目の剰余金分配の際には、住民がボーナスを断り、生きた福祉へ活用された。

 

 

【考えたこと】

住民たちが欲しい、必要としているものを自分たちで作ることで、外注による費用が地域外に流出しないようになっている。

漏れバケツ理論を事前知識として知って行動したかは定かではないが、これを実現した。

手元にある無駄な、使われていないリソースを活用し、簡単なことから始めた。

住民たちによる試行錯誤が繰り返され、独自の研究開発が発展した。

住民たちの気持ちを動かすことにも注力し、みんなが協力的なリーダーシップを発揮した。

常に更新される状況にも対応することが求められた。

過疎化により増えた空き家を有効活用し、逆に人口を増やすことに成功させた。

住民たちの一体感によって、高度な福祉が提供された。

 

このことから、漏れバケツ理論による効果の実証が確認されるとともに、より多くの人への便益の還元、これまでに無かった発想が生まれるきっかけとなるコミュニティが創造されることがわかる。