学生の思想を読む

国ではなく国語に住む我々の、思考の差異を追求します。

会社法1


ギリシャ:テミス
ローマ:ユースティティア
利益衡量(×公):原告と被告どちらが正しいかの量
目隠し:見た目による判断が誤認を生み出す
天才に対抗するための理屈を積み重ねることへの大切さで、暗記ではないが正確な理解を重要視することは、特に法学科目において重要である。
レオナルドダヴィンチの大切にした言葉「Perche’?」は法の学習では「制度趣旨」「立法趣旨」を追求することと捉える。
会社法を学ぶと、①会社法的思考が身につく。②会社員や取締役になるために必要な基礎知識が得られる。
会社法をやっている人は就職が良い
創価大学生はあまり営利ではなく公共的な方向に向かう傾向だが、営利追求は嫌うべきではない。
会社法は平成17(2005)年制定
それまでは商法の中に会社編があり、独立した。
その後、平成26(2014)年、一度だけ改正
凡例検証において、なぜこの事例が起こったのかを考えることは裏に壮大なストーリーを感じさせる。
訴訟は一生の間に経験しないほうが良い。
論述は4,5行で良い成績がとれるわけではない。
講義レジュメにある100選は第3版だが教科書の100選は第2版なので注意
Company:共に食事すること、同じ釜の飯を食う、同志
Corporation:法人
明治の福沢諭吉江藤新平たちが偉いのは外国語輸入において、必ず漢字二字を当てた。
明治に会社制度を輸入したが、魂は持ってこなかった。
魂をもってこなかったことが日本の弱さだった。
病院、学校、宗教は公益法人とされていたが、今では利益追求が会社として扱われる。

ミルトン・フリードマン「企業の社会的責任は利益を増加させることにある。」
・企業が利益追求以外の責任を認めると、自由社会は企業国家になる。
・企業は社会的問題を解決する能力に乏しい。
・企業が行う寄付は、株主が決めることだ。
つまり、フリードマンは企業の公共的性格を完全に否定


ピーターFドラッガー
・企業は社会的組織で、社会的責任がある
・企業は経済的合理性を追求すべきだが、貢献も合致しないといけない
・長期的視点で見れば、自己利益に結び付く
フリードマンと逆、どちらが正解か今は無い


1600年イギリスの東インド会社 近代株式会社の起源
1602年オランダの東インド会社 株式会社の起源
1604年フランスの東インド会社 
一航海一企業から継続企業へ(going concern)
国王からの後援(Charter)